【登山】 槍ヶ岳テント泊 上高地往復 1泊2日
【夕焼けの槍ヶ岳】

悪天候で山に行く予定がすべて中止になった絶望のお盆休みから1週間後の8月末のこと
天気予報を見ると晴れ予報で絶好の登山日和。
これはお盆休みの分を取り返しに行くしかないということで日本で5番目の標高を誇る槍ヶ岳に登ってきました。
登山ルートは上高地からの往復としました。
そう、出来れば新穂高温泉に下りてみたかったけど調べてもバス時刻がわからなかったのです。
上高地への往路は毎日あるぺん号使いました。
満席だったさわやか信州号より割高な為か出発前日でも空きがあり、運よく隣が空席だったので快適に過ごせました。
【上高地バスターミナル】

屋根から滝のように流れる雨水。予報どおり絶好の登山日和な上高地に到着です。
松本方面に帰る場合はバスの整理券をもらわなくてはいけません。初めての槍ヶ岳で時間が読めなかったので余裕を持って16時発の松本駅直通バスの整理券をもらっておきました。
ただ、引っ切り無しに入ってくるバス対応のためか人がいなくて窓口で20分ほどのロス。
準備が出来たら心を無にして雨の中を出発です。
【河童橋】

「上高地といえば河童橋」だそうですがこの天気ではね。

1時間もすると雨もあがり日が差してきます。眠いしこんな道がずっと続くのでとにかく退屈でした。
しかも皆歩くのがめちゃくちゃ速くて抜かされまくります。軽く100人以上は抜かされた気がします。
もしかして今のペースじゃまずいのかなと少し焦りましたがこれ以上は無理だ~
【新村橋から】

途中に吊り橋があったのでちょっと寄り道。
ずっと雲の中だった山々が見られてテンションがあがります。地図を見ると前穂高岳か明神岳かな、わからん。
【横尾山荘】

出発から2時間35分かかってようやく中間地点まで歩いてきました。
ここまでほぼ平坦な道。仮にバスでここまで来られたらどれだけ楽なことか。
自販機があるのでジュース休憩します。
山に登り始めたころは山小屋の飲物とか高すぎ!と思ってましたけど今は300円でキンキンに冷えたジュースが飲めるなら安いもんだと感じます。
【槍沢ロッヂ】

4時間で槍沢ロッヂに到着です。標高的には上高地からまだ300メートルちょいしか登っていません。
【カレー休憩】

1000円です。ここでしっかり30分休憩しました。

他にも色々メニューあり。

望遠鏡を覗き込んでいたお姉さんに「槍見えるよ」と話しかけられるも勘違いしていて
「ここから見えるのは偽物なんじゃ」と情弱発言をしたら「どう見ても槍でしょ、人登ってのも見えるし」と。

覗き込むと人は見えなかったけどハシゴは見えました。間違いなく槍の穂先ですね。
あれ、以前にネットで偽物って見たきがするんだけど気のせいだったかな。
水を満タンに補給したら出発します。

答えは山荘から5分くらい歩くとありました。これだ、偽物の槍。
この岩に登るとちゃんと槍ヶ岳が見えるらしい

ババ平のキャンプ場をこえるとやっと見たかった景色が広がります。
槍ヶ岳はまだ見えません。


吸い込まれるような雲

雪渓の上には落石が転がっています。写真だと小さく見えるけど実際は直撃したら即死なサイズ。

黙々と登って「横沢」という場所まで来ればもう少しです。

写真中央あたりまで歩いて右を見上げれば

ついに出ました槍ヶ岳。残りは1.5kmほどなのですでに20kmも歩いてきたのか。
急な登りが続きますがこの景色を見ながらなら頑張れます。

ちょうど標識の先に見えるのが幕営予定の殺生ヒュッテです。
槍ヶ岳山荘は人気な上に30張りしかできなくて、テント場はすぐに埋まってしまうらしいので。

ヤリコプター
槍が見えてからの間に麓から何往復もしていました。さすが文明の利器、乗せてもらいたい。
殺生ヒュッテは目前です。

そして予定変更して殺生ヒュッテを通過。もうここまで来たら槍ヶ岳山荘まで行ってしまいます。
もしダメなら殺生まで下りて来ればいいし、やらないで後悔するより、というやつです。

残り110メートル。この間にも3人ほどテント装備の人に抜かされていて内心はヒヤヒヤでした。

【槍ヶ岳山荘】

上高地から歩くこと8時間30分でゴールです。ここまで長かった。※この写真は翌朝に撮ったものです。
休む前にまずは運試しのテント受付に行ってみます。幕営料金はトイレ代含め1000円です。

結果はあっけなく、テント場は半分ほど空きがありました。
最終的にも全部埋まらなかったようです。ひどい天気だったお盆休み後の晴れ予報だったので混雑するものだと思っていたのですが。
もしかしたらテレビの撮影が入るのを嫌って他の山に流れたのかもしれませんね、ラッキーでした。


さすがに疲れたのでテントの中でゴロゴロと1時間ほど休憩したらヘルメットを被って槍の穂先へ向けて出発します。

写真で見るとどこを登るんだって感じですけど行けば簡単に登ることが出来ました。

アルペン踊りで有名な小槍。どこのブログ等で見ても微妙でしたが生で見るとものすごい威圧感があります。
ただやっぱり写真に撮るとしょぼく見えますね。不思議


今まで垂直な梯子・壁と言われる場所を何度か登りましたが実際はどれも垂直とは言い難いものでした。
この梯子は垂直と呼んでよさそうです。
二人ずつ登ってはしばらく待ち、また二人ずつ~みたいな感じでちょっとしたアトラクションの様。
というのも頂上でツアーの団体が長居していたようで回転が悪くなっていたみたいです。

30分かかって穂先に到着です。
狭い山頂なので登山者は列になって右回りに1周して下山する感じになります。
【槍ヶ岳 3180m】

日本で5番目に高い山に登頂です。
雲に隠れていますが写真中央右には先月登った五竜岳。


影槍も。良いタイミングで登れました。



周りの山より圧倒的に高く感じます。実際は奥穂高岳より低いですが。
お盆休み天気が良ければ2泊3日でここから奥穂高へ縦走する予定だったんですよ。次の3連休の天気に期待します。

下りも30分かかりました。

西側に延びる稜線が格好いい。

お隣の大喰岳(おおばみだけ)です。往復してきたらしい人が「おおかみだけ」と間違えて読んだら他の登山者に「初心者」と馬鹿にされたわ、という会話が聞こえてきました。些細な読み間違えすら許されない、それが北アルプス…こわ

冗談はさておき、18:20分頃に日が沈み始めます。

夕焼けの槍ヶ岳、すばらしいの一言。

大喰岳も西側が赤く染まります。

写真中央の山は笠ヶ岳。実に良いものが見られました。
思えば3000m越えでテント泊するのは今回が初めてです。日が沈んだ後は一気に冷え込むのでシュラフにくるまって早めに就寝します。

午前4時過ぎ、外に出てみると満天の星。
まあ私のコンデジじゃ写らないんですが試しにシャッター30秒あけて撮ってみたら槍のシルエットくらいは写りました。

頂上でご来光を見る人たちのヘッドライトの明かりが見えます。

5時15分頃に雲海の向こうから日の出。混雑すると思ってやめておいた山頂はあまり人が登っていませんでした。
せっかくなら行けばよかったかな。

今度は朝日で東側が赤くなる大喰岳。

富士山も見えます。その右に見えるのが甲斐駒ヶ岳。

常念岳

テント場のチェックアウトは8時です。まだ時間があるので槍穂高縦走の序章だけでも経験しておこうと思い大喰岳まで往復することにしました。

影槍その2


テント場からジグザグと下って飛騨乗越(ひだのっこし)からの槍ヶ岳。






目の前まで来るとここを歩いて穂高岳まで行きたいとますます思うようになりました。

高山に来るとわりと雲海が見られますけど、早朝の下界は曇りの日ばかりということでしょうか。
【大喰岳 3101m】

テント場を出てから僅か19分で山頂に到着です。思った以上に近いし、調べると日本で10番目に高い山だそうです。
これで標高1位、2位、3位、5位、10位の山に登ったことになります。景色も良いしお得感あります。

影大喰

テント場からはほとんど人いなくなっていました。急ぐ理由も無いのでのんびり片付けて木札を山荘に返却します。
しばらくは山荘前のベンチでボケーっと景色を眺めていました。

違うところから登ってる人がいたり

どうすれば写真で小槍の迫力が伝わるか試したり

うーん

だめだ、どうやってもただの突起にしか見えない。

名残惜しさと、また22kmも歩かなければいけないという現実から逃避すべくグダグダしてましたが意を決して下山開始。
早く着いたらバスの時間まで上高地を観光すればいいですしね。

遠ざかる槍

これで見納め、本当に良い天気で最高の登山となりました。


この先で20人くらいのスタッフを引き連れた義足の子とすれ違いました。
しかしイモトが見当たりません。あの眉毛を見落とす訳が無いので下を向いて登ってたのかな。
もしかしてカメラが回ってない時は義足の子と別行動してるのかなと思っていたら
【イモトを探せ】

写真を見返すとちゃんといました。わかるかな?
【横尾山荘】

ようやく半分まで戻ってきます。あと11kmとか
【上高地バスターミナル】

槍ヶ岳山荘から5時間10分、途中経過をすっとばして上高地バスターミナルに戻ってきました。
下山も心を無にして歩くしかありません。
長すぎるし途中からは人多いし暑いしで上高地散策する元気はありませんでした。
バスまで2時間半もある。早いバスに乗れないか尋ねると空きがあったので整理券を交換してもらいました。
上高地から松本駅までは直通バスでも新島々乗換えでも2450円です。
【ザ・ホタカ】

バスまでの時間でザ・ホタカ(500円)なるカキ氷ソフトを食します。
フワフワの氷じゃなくて粒がでかいタイプだ、シロップが絡まないからあまり好きじゃないやつでした。けど美味しい。
それよりこの見た目なら「ザ・ヤリ」の方がしっくりくる気がしなくも無い。
以上、槍ヶ岳テント泊でした。
終了です!
【所要時間 1日目】
上高地バスターミナル(06:13)~横尾山荘(08:48)~槍沢ロッヂ(10:14-10:49)~ババ平(11:12)~槍ヶ岳山荘(14:43)
【所要時間 2日目】
槍ヶ岳山荘(05:37)~大喰岳(5:55-06:15)~槍ヶ岳山荘(06:35-08:12)~イモト(09:35)~ババ平(10:05)~槍沢ロッヂ(10:22-10:38)~横尾山荘(11:25)~上高地バスターミナル(13:21)

悪天候で山に行く予定がすべて中止になった絶望のお盆休みから1週間後の8月末のこと
天気予報を見ると晴れ予報で絶好の登山日和。
これはお盆休みの分を取り返しに行くしかないということで日本で5番目の標高を誇る槍ヶ岳に登ってきました。
登山ルートは上高地からの往復としました。
そう、出来れば新穂高温泉に下りてみたかったけど調べてもバス時刻がわからなかったのです。
上高地への往路は毎日あるぺん号使いました。
満席だったさわやか信州号より割高な為か出発前日でも空きがあり、運よく隣が空席だったので快適に過ごせました。
【上高地バスターミナル】

屋根から滝のように流れる雨水。予報どおり絶好の登山日和な上高地に到着です。
松本方面に帰る場合はバスの整理券をもらわなくてはいけません。初めての槍ヶ岳で時間が読めなかったので余裕を持って16時発の松本駅直通バスの整理券をもらっておきました。
ただ、引っ切り無しに入ってくるバス対応のためか人がいなくて窓口で20分ほどのロス。
準備が出来たら心を無にして雨の中を出発です。
【河童橋】

「上高地といえば河童橋」だそうですがこの天気ではね。

1時間もすると雨もあがり日が差してきます。眠いしこんな道がずっと続くのでとにかく退屈でした。
しかも皆歩くのがめちゃくちゃ速くて抜かされまくります。軽く100人以上は抜かされた気がします。
もしかして今のペースじゃまずいのかなと少し焦りましたがこれ以上は無理だ~
【新村橋から】

途中に吊り橋があったのでちょっと寄り道。
ずっと雲の中だった山々が見られてテンションがあがります。地図を見ると前穂高岳か明神岳かな、わからん。
【横尾山荘】

出発から2時間35分かかってようやく中間地点まで歩いてきました。
ここまでほぼ平坦な道。仮にバスでここまで来られたらどれだけ楽なことか。
自販機があるのでジュース休憩します。
山に登り始めたころは山小屋の飲物とか高すぎ!と思ってましたけど今は300円でキンキンに冷えたジュースが飲めるなら安いもんだと感じます。
【槍沢ロッヂ】

4時間で槍沢ロッヂに到着です。標高的には上高地からまだ300メートルちょいしか登っていません。
【カレー休憩】

1000円です。ここでしっかり30分休憩しました。

他にも色々メニューあり。

望遠鏡を覗き込んでいたお姉さんに「槍見えるよ」と話しかけられるも勘違いしていて
「ここから見えるのは偽物なんじゃ」と情弱発言をしたら「どう見ても槍でしょ、人登ってのも見えるし」と。

覗き込むと人は見えなかったけどハシゴは見えました。間違いなく槍の穂先ですね。
あれ、以前にネットで偽物って見たきがするんだけど気のせいだったかな。
水を満タンに補給したら出発します。

答えは山荘から5分くらい歩くとありました。これだ、偽物の槍。
この岩に登るとちゃんと槍ヶ岳が見えるらしい

ババ平のキャンプ場をこえるとやっと見たかった景色が広がります。
槍ヶ岳はまだ見えません。


吸い込まれるような雲

雪渓の上には落石が転がっています。写真だと小さく見えるけど実際は直撃したら即死なサイズ。

黙々と登って「横沢」という場所まで来ればもう少しです。

写真中央あたりまで歩いて右を見上げれば

ついに出ました槍ヶ岳。残りは1.5kmほどなのですでに20kmも歩いてきたのか。
急な登りが続きますがこの景色を見ながらなら頑張れます。

ちょうど標識の先に見えるのが幕営予定の殺生ヒュッテです。
槍ヶ岳山荘は人気な上に30張りしかできなくて、テント場はすぐに埋まってしまうらしいので。

ヤリコプター
槍が見えてからの間に麓から何往復もしていました。さすが文明の利器、乗せてもらいたい。
殺生ヒュッテは目前です。

そして予定変更して殺生ヒュッテを通過。もうここまで来たら槍ヶ岳山荘まで行ってしまいます。
もしダメなら殺生まで下りて来ればいいし、やらないで後悔するより、というやつです。

残り110メートル。この間にも3人ほどテント装備の人に抜かされていて内心はヒヤヒヤでした。

【槍ヶ岳山荘】

上高地から歩くこと8時間30分でゴールです。ここまで長かった。※この写真は翌朝に撮ったものです。
休む前にまずは運試しのテント受付に行ってみます。幕営料金はトイレ代含め1000円です。

結果はあっけなく、テント場は半分ほど空きがありました。
最終的にも全部埋まらなかったようです。ひどい天気だったお盆休み後の晴れ予報だったので混雑するものだと思っていたのですが。
もしかしたらテレビの撮影が入るのを嫌って他の山に流れたのかもしれませんね、ラッキーでした。


さすがに疲れたのでテントの中でゴロゴロと1時間ほど休憩したらヘルメットを被って槍の穂先へ向けて出発します。

写真で見るとどこを登るんだって感じですけど行けば簡単に登ることが出来ました。

アルペン踊りで有名な小槍。どこのブログ等で見ても微妙でしたが生で見るとものすごい威圧感があります。
ただやっぱり写真に撮るとしょぼく見えますね。不思議


今まで垂直な梯子・壁と言われる場所を何度か登りましたが実際はどれも垂直とは言い難いものでした。
この梯子は垂直と呼んでよさそうです。
二人ずつ登ってはしばらく待ち、また二人ずつ~みたいな感じでちょっとしたアトラクションの様。
というのも頂上でツアーの団体が長居していたようで回転が悪くなっていたみたいです。

30分かかって穂先に到着です。
狭い山頂なので登山者は列になって右回りに1周して下山する感じになります。
【槍ヶ岳 3180m】

日本で5番目に高い山に登頂です。
雲に隠れていますが写真中央右には先月登った五竜岳。


影槍も。良いタイミングで登れました。



周りの山より圧倒的に高く感じます。実際は奥穂高岳より低いですが。
お盆休み天気が良ければ2泊3日でここから奥穂高へ縦走する予定だったんですよ。次の3連休の天気に期待します。

下りも30分かかりました。

西側に延びる稜線が格好いい。

お隣の大喰岳(おおばみだけ)です。往復してきたらしい人が「おおかみだけ」と間違えて読んだら他の登山者に「初心者」と馬鹿にされたわ、という会話が聞こえてきました。些細な読み間違えすら許されない、それが北アルプス…こわ

冗談はさておき、18:20分頃に日が沈み始めます。

夕焼けの槍ヶ岳、すばらしいの一言。

大喰岳も西側が赤く染まります。

写真中央の山は笠ヶ岳。実に良いものが見られました。
思えば3000m越えでテント泊するのは今回が初めてです。日が沈んだ後は一気に冷え込むのでシュラフにくるまって早めに就寝します。

午前4時過ぎ、外に出てみると満天の星。
まあ私のコンデジじゃ写らないんですが試しにシャッター30秒あけて撮ってみたら槍のシルエットくらいは写りました。

頂上でご来光を見る人たちのヘッドライトの明かりが見えます。

5時15分頃に雲海の向こうから日の出。混雑すると思ってやめておいた山頂はあまり人が登っていませんでした。
せっかくなら行けばよかったかな。

今度は朝日で東側が赤くなる大喰岳。

富士山も見えます。その右に見えるのが甲斐駒ヶ岳。

常念岳

テント場のチェックアウトは8時です。まだ時間があるので槍穂高縦走の序章だけでも経験しておこうと思い大喰岳まで往復することにしました。

影槍その2


テント場からジグザグと下って飛騨乗越(ひだのっこし)からの槍ヶ岳。






目の前まで来るとここを歩いて穂高岳まで行きたいとますます思うようになりました。

高山に来るとわりと雲海が見られますけど、早朝の下界は曇りの日ばかりということでしょうか。
【大喰岳 3101m】

テント場を出てから僅か19分で山頂に到着です。思った以上に近いし、調べると日本で10番目に高い山だそうです。
これで標高1位、2位、3位、5位、10位の山に登ったことになります。景色も良いしお得感あります。

影大喰

テント場からはほとんど人いなくなっていました。急ぐ理由も無いのでのんびり片付けて木札を山荘に返却します。
しばらくは山荘前のベンチでボケーっと景色を眺めていました。

違うところから登ってる人がいたり

どうすれば写真で小槍の迫力が伝わるか試したり

うーん

だめだ、どうやってもただの突起にしか見えない。

名残惜しさと、また22kmも歩かなければいけないという現実から逃避すべくグダグダしてましたが意を決して下山開始。
早く着いたらバスの時間まで上高地を観光すればいいですしね。

遠ざかる槍

これで見納め、本当に良い天気で最高の登山となりました。


この先で20人くらいのスタッフを引き連れた義足の子とすれ違いました。
しかしイモトが見当たりません。あの眉毛を見落とす訳が無いので下を向いて登ってたのかな。
もしかしてカメラが回ってない時は義足の子と別行動してるのかなと思っていたら
【イモトを探せ】

写真を見返すとちゃんといました。わかるかな?
【横尾山荘】

ようやく半分まで戻ってきます。あと11kmとか
【上高地バスターミナル】

槍ヶ岳山荘から5時間10分、途中経過をすっとばして上高地バスターミナルに戻ってきました。
下山も心を無にして歩くしかありません。
長すぎるし途中からは人多いし暑いしで上高地散策する元気はありませんでした。
バスまで2時間半もある。早いバスに乗れないか尋ねると空きがあったので整理券を交換してもらいました。
上高地から松本駅までは直通バスでも新島々乗換えでも2450円です。
【ザ・ホタカ】

バスまでの時間でザ・ホタカ(500円)なるカキ氷ソフトを食します。
フワフワの氷じゃなくて粒がでかいタイプだ、シロップが絡まないからあまり好きじゃないやつでした。けど美味しい。
それよりこの見た目なら「ザ・ヤリ」の方がしっくりくる気がしなくも無い。
以上、槍ヶ岳テント泊でした。
終了です!
【所要時間 1日目】
上高地バスターミナル(06:13)~横尾山荘(08:48)~槍沢ロッヂ(10:14-10:49)~ババ平(11:12)~槍ヶ岳山荘(14:43)
【所要時間 2日目】
槍ヶ岳山荘(05:37)~大喰岳(5:55-06:15)~槍ヶ岳山荘(06:35-08:12)~イモト(09:35)~ババ平(10:05)~槍沢ロッヂ(10:22-10:38)~横尾山荘(11:25)~上高地バスターミナル(13:21)
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