【登山】 2月の蓼科山(たてしなやま)
【蓼科山から 車山と北アルプスの山々】

2月某日、八ヶ岳連邦最北端の蓼科山(2531m)に日帰りで登ってきました。
以前ヤマノススメの探訪で霧ヶ峰を歩いた時、車山山頂から見える蓼科山のいかにも「山」という姿に惹かれ、いつか登ってみたいと思っていました。
で、去年の2月に登った時の写真を今さら何故アップしたかというと、ちょうどヤマノススメの原作で蓼科山に登っているからです、はい。
作中に「登山口へのバスが7月まで無い」という理由で登山を諦めかけるシーンがあるのですが大丈夫です。
登山口までのバスが無いのなら、登山口に近いバス停から歩いていけばいいじゃない。という訳で公共交通機関で蓼科山日帰り登山です。
【八王子駅】

まずは八王子の始発電車に乗って茅野駅へ。
…日帰り登山とか言いながら八王子の漫画喫茶に前泊しているという。
最寄り駅が八王子や立川などの人は真の意味で日帰り可能です。

よく覚えていませんが撮影時間的に日野春駅か長坂駅からの南アルプス

真冬の甲斐駒ヶ岳。2016年は雪がとても少ない年だったというのもうなずけます。
【茅野駅西口 2番のりば】

八王子近辺から始発に乗ると茅野駅7:55発の北八ヶ岳ロープウェイ行きのバスに乗ることが出来ます。片道1200円
往復で買うと割引があります。
【石臼台別荘地 停留所】

バスに揺られること約1時間、石臼台別荘地で下車し、ここから約3.6km先の登山口まで歩いていきます。

しばらく歩くと前方に蓼科山の姿が

途中の展望スポットからは南八ヶ岳から北アルプスまで一望できます。

2ヶ月前に登った北横岳

バス停から歩くこと45分で登山口に到着です。
これなら、前夜発と登山口まで少し歩くことが問題にならなければ通年で電車バス利用の登山が可能ですね。
もちろん今の時期はここまでバスが出ています。

登山スタートです。

高気圧で雲ひとつ無い快晴、風も全く吹いておらず立ち止まると怖いくらいに無音の世界でした。
ここまで全く何の音も聞こえてこないのは初めての経験だったかもしれません。

しばらくするとゴツゴツしてきました。

滑り出してきたので12本爪アイゼンを装着します。


御嶽山

さらに斜度がきつくなって大きな石が目立ちます。

1時間強で2110m標識を通過

さらに10分ほどで目の前に蓼科山の姿が見えてきます。
ここまで結構登ったつもりが、道路から見えてたのと変わってない!と思ったのを今でも覚えています。

しばらく平坦気味な雪道を歩きいよいよ最後の縞枯れの急登に突入します。


休み休み登り、きつかった縞枯れ地帯をようやく抜けます。

北横岳

南八ヶ岳

えびのしっぽ

山頂手前で少しだけトラバースするので念の為ここだけピッケルに持ち替えました。
【蓼科山】

登山口から約2時間30分で山頂に到着です。バス停からだと3時間15分
雪で石が埋まっていたのでCTを少し巻けましたが、夏だったら普通に登山口から3時間はかかりそうです。

とにかく広い山頂。
いつも使っているズーム特化のデジカメを忘れてしまったので周囲の山の写真が撮れず残念でした。せっかくの冬の澄んだ晴天なのに

あまりに広すぎて小屋の方には行く気にならず。


山頂は流石に少し風もあって寒かったので20分ほど堪能したら下山開始です。

象の木と名付けます。

約1時間30分で登山口に戻ってきました。ここからまた3.6km先のバス亭まで歩くのか、と思っていたら

同じタイミングで下山した地元の方が声をかけてくれて何と車でバス停まで送って頂ける事に。
てっきり石臼台かと思ったら白樺湖方面へ送ってくれました。
こっちならコンビ二もトイレもお土産屋もあってバスの時間まで暇が潰せるから、と。
今時見ず知らずの人にこんなに親切にするって、なかなか出来ることじゃないと思います。
本当にありがとうございました。

白樺湖の畔から蓼科山の頭がちょこんと見えています。

反対側には車山の気象観測所も

凍った湖面には何かの足跡

という訳で無事に茅野駅まで帰ってきました。
かっこつければ「厳冬期の蓼科山」も、絶好の登山日和だったこの日は素人でも余裕で登れる雪山でした。
この頃はまだ「雪山は怖い」イメージがありましたが蓼科山に登ってからはある程度の雪山なら「天気さえよければ誰でも登れるんだ」という認識に変わりました。
もちろん今後も(よく知らないけど)冬の北アルプス等、身の丈に合わない事はしませんがこの蓼科山で自分の登山の幅が広がったのは間違いないです。
そういう意味でも色々なことを得られた登山となりました。
総評 【雪山は楽しい】 以上で終了です!

2月某日、八ヶ岳連邦最北端の蓼科山(2531m)に日帰りで登ってきました。
以前ヤマノススメの探訪で霧ヶ峰を歩いた時、車山山頂から見える蓼科山のいかにも「山」という姿に惹かれ、いつか登ってみたいと思っていました。
で、去年の2月に登った時の写真を今さら何故アップしたかというと、ちょうどヤマノススメの原作で蓼科山に登っているからです、はい。
作中に「登山口へのバスが7月まで無い」という理由で登山を諦めかけるシーンがあるのですが大丈夫です。
登山口までのバスが無いのなら、登山口に近いバス停から歩いていけばいいじゃない。という訳で公共交通機関で蓼科山日帰り登山です。
【八王子駅】

まずは八王子の始発電車に乗って茅野駅へ。
…日帰り登山とか言いながら八王子の漫画喫茶に前泊しているという。
最寄り駅が八王子や立川などの人は真の意味で日帰り可能です。

よく覚えていませんが撮影時間的に日野春駅か長坂駅からの南アルプス

真冬の甲斐駒ヶ岳。2016年は雪がとても少ない年だったというのもうなずけます。
【茅野駅西口 2番のりば】

八王子近辺から始発に乗ると茅野駅7:55発の北八ヶ岳ロープウェイ行きのバスに乗ることが出来ます。片道1200円
往復で買うと割引があります。
【石臼台別荘地 停留所】

バスに揺られること約1時間、石臼台別荘地で下車し、ここから約3.6km先の登山口まで歩いていきます。

しばらく歩くと前方に蓼科山の姿が

途中の展望スポットからは南八ヶ岳から北アルプスまで一望できます。

2ヶ月前に登った北横岳

バス停から歩くこと45分で登山口に到着です。
これなら、前夜発と登山口まで少し歩くことが問題にならなければ通年で電車バス利用の登山が可能ですね。
もちろん今の時期はここまでバスが出ています。

登山スタートです。

高気圧で雲ひとつ無い快晴、風も全く吹いておらず立ち止まると怖いくらいに無音の世界でした。
ここまで全く何の音も聞こえてこないのは初めての経験だったかもしれません。

しばらくするとゴツゴツしてきました。

滑り出してきたので12本爪アイゼンを装着します。


御嶽山

さらに斜度がきつくなって大きな石が目立ちます。

1時間強で2110m標識を通過

さらに10分ほどで目の前に蓼科山の姿が見えてきます。
ここまで結構登ったつもりが、道路から見えてたのと変わってない!と思ったのを今でも覚えています。

しばらく平坦気味な雪道を歩きいよいよ最後の縞枯れの急登に突入します。


休み休み登り、きつかった縞枯れ地帯をようやく抜けます。

北横岳

南八ヶ岳

えびのしっぽ

山頂手前で少しだけトラバースするので念の為ここだけピッケルに持ち替えました。
【蓼科山】

登山口から約2時間30分で山頂に到着です。バス停からだと3時間15分
雪で石が埋まっていたのでCTを少し巻けましたが、夏だったら普通に登山口から3時間はかかりそうです。

とにかく広い山頂。
いつも使っているズーム特化のデジカメを忘れてしまったので周囲の山の写真が撮れず残念でした。せっかくの冬の澄んだ晴天なのに

あまりに広すぎて小屋の方には行く気にならず。


山頂は流石に少し風もあって寒かったので20分ほど堪能したら下山開始です。

象の木と名付けます。

約1時間30分で登山口に戻ってきました。ここからまた3.6km先のバス亭まで歩くのか、と思っていたら

同じタイミングで下山した地元の方が声をかけてくれて何と車でバス停まで送って頂ける事に。
てっきり石臼台かと思ったら白樺湖方面へ送ってくれました。
こっちならコンビ二もトイレもお土産屋もあってバスの時間まで暇が潰せるから、と。
今時見ず知らずの人にこんなに親切にするって、なかなか出来ることじゃないと思います。
本当にありがとうございました。

白樺湖の畔から蓼科山の頭がちょこんと見えています。

反対側には車山の気象観測所も

凍った湖面には何かの足跡

という訳で無事に茅野駅まで帰ってきました。
かっこつければ「厳冬期の蓼科山」も、絶好の登山日和だったこの日は素人でも余裕で登れる雪山でした。
この頃はまだ「雪山は怖い」イメージがありましたが蓼科山に登ってからはある程度の雪山なら「天気さえよければ誰でも登れるんだ」という認識に変わりました。
もちろん今後も(よく知らないけど)冬の北アルプス等、身の丈に合わない事はしませんがこの蓼科山で自分の登山の幅が広がったのは間違いないです。
そういう意味でも色々なことを得られた登山となりました。
総評 【雪山は楽しい】 以上で終了です!
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