【登山】 瑞牆山・金峰山 テント泊 2日目
【金峰山頂から 雲海と富士山】

5月下旬に行ってきたお手軽テント泊登山。
2日目は山梨県と長野県の境にある金峰山(きんぷさん・きんぽうさん)です。
樹林帯の登山が苦手な私としては低めの夏山だとなかなか「素晴らしい!」とはならないので想像を超える景色に久しぶりに大満足の登山になりました。
撮れた写真は自分でもガッカリするくらいショボイですが…
雲海と稜線歩きが最高だった金峰山、登山開始です。
【富士見平小屋テント場】

まだ辺りは真っ暗な午前3時に起床。
「月がきれい」の遊園地回を見ながら、お湯の量を間違えて半分カピカピなアルファ米で優雅なモーニングを過ごします。

だらだらしていたら出発が4時半になってしまいました。
金峰山はトイレ脇から登り開始です。

最初は石が敷かれた道をジグザグ登っていきます。

薄暗い中ふと右を見ると木々の向こうに湖のようなものが見えます。
よ~く見ると雲が溜まっている!この時点で今回の目的である「雲海」は確約されました。

太陽が出て日が差してきます。途中に鷹見岩への分岐がありましたが地図を見ると結構な距離があったのでパス。
そうなると開けた場所が無いので雲海はしばらく見ることが出来ません。
【大日小屋】

富士見平小屋から40分弱で到着です。ここでも結構な人が出発の準備をしていました。


いかにも開けていそうな場所です。

写真がしょぼすぎますが実際は見事な雲海でした。良いカメラ買えばもっと良い感じに撮れるのかな

背後には大日岩という巨大な岩。
取り付きがわからなかったんですがこの辺りからも上の方へ行く道があるようです。
【大日岩分岐】

私は普通に登山道を進み分岐へ。
せっかくなので八丁平方面、大日岩に寄っていきます。

矢印の通りに進みます。

正面の岩の下をくぐって振り返ると

富士山が見えました。

昨日登った瑞牆山。天然の要塞って感じでなかなかかっこいい山です。

雲海の向こうには南アルプスの山々が見えています。

この一帯を大日岩と呼ぶらしいですが一際目立つあの岩の方にも矢印が向いているので行ってみます。
仮に登れるようになっていたとしても怖くて無理ですが。

途中の分岐


岩の裏側まで回ったところで案の定ロープと×印が付いていました。
素直に引き返します。

戻ってくる頃には雲が大分少なくなっていました。
雲海狙いなら早朝ですね。

瑞牆山の山頂を

ズームします。山頂にはカメラを構えた登山者、他にも何名かいるようです。

先ほどくぐった岩のさらに上の方に登れるということで行ってみました。
左下に写っている最後の岩には怖くて登れませんでした。北東の空にも見事な雲海が広がっています。

大日岩の陰

雲海を堪能したら今度はあの稜線を歩きます。
大日岩にちょっと寄り道するだけのつもりがあまりの素晴らしさに1時間以上いてしまいました。

分岐から40分ほど樹林帯を登ります。

最後の一踏ん張りでいよいよ稜線へ。

出ました!ここから頂上まで1時間とありましたが、そんなにかからないと思います。

映画が始まりそうな富士山。そう言えば6月19日頃にまた雪が積もったらしいですね。
山開きの10日前に雪が降るとは、さすが日本一の高山

岩の間から富士山

稜線上には遠くからではわからなかった荒々しい岩がたくさん。

岩の間から富士山2

ちょっとした鎖もありました。

岩の間から富士山3

久しぶりに贅沢な休日を過ごしてるなと感じました。



歩いてきた稜線

これから歩く稜線

稜線のピークを挟んで左が南アルプス、右が八ヶ岳です。とにかく絶景の稜線、金峰山は私の中で大当たりでした。

御嶽山って前を歩く登山者が言ってました。

乗鞍岳って前を歩く登山者が言ってました。


もう頂上は目前です。

五丈岩に人が
【金峰山】

金峰山山頂(2599m)に到着です。富士見平小屋から3時間50分でした。
五丈岩ってどうやって出来たんでしょうね。まるで人工物のように積み上げられた感じ、本当にこういう岩って不思議です。
登れるかチャレンジしてみましたが核心部と呼ばれる部分にすら到達できず敗退。


横から見るとこんな感じでした。

あっちが山頂です。一番高い場所は五丈岩の上っぽいです。
2599mっていうのはどっちのことなんでしょうね。

テントを担いで大弛峠へ抜ける計画を立てていたら5月はまだバスが出ていなかったので富士見平小屋のピストンになりました。



しばらく五丈岩に登る人たちを眺めていたら他と違うルート取りの人がいて、これならいける気がして2度目のチャレンジ
アドバイスをもらって核心部に張り付くこと5分(待ってた人ごめんなさい)

粘りに粘って登ることが出来ました。見世物みたいになりますが、下で見ていた人達が拍手してくれて嬉しかったです。
高いところは苦手なのでこの時ガクガク足が震えていたのはここだけの話

まさか五丈岩に登れるとは思ってなかったので気分良く下山開始です。
頂上には2時間も滞在していました。

下りも爽快な稜線歩き

振り返るとまるで噴火のような雲

こんな稜線を歩けるなんて本当に贅沢な休日です


東側は下山時にも雲海が残っていました。

行きは逆光だったので最後に金峰山を1枚

大日岩の分岐まで戻る

さらば大日岩

謎の置石アート

1時間50分で富士見平小屋に戻ってきました。
バスの時間が迫っていたので(逃すと約2時間待ち)さっとテントを片付けてバス停へ
これにて久しぶりのテントは泊登山は無事に終了です!
瑞牆山も良かったけど金峰山が思っていた以上に最高でした。
狙い通り雲海を見られたし、大日岩や荒々しい岩の稜線、五丈岩という奇岩、全部素晴らしかった。
テント泊っていうと重い荷物を背負って歩くのも魅力かなと思ってましたがこういうお手軽なのもいいですね。
瑞牆山・金峰山はおすすめです!
【韮崎駅のそば屋】

小腹が空いたので入ってみると麺は「うどん・そば・黄そば」から選べるということ。
黄そばって何ですかと聞くと「らーめんの麺」ということで注文。
ラーメンのスープにうどんの麺とかはたまに食べますが逆は初めてです。
…そば・うどんの風味って重要だったんだなぁと思いました。
【韮崎駅ホームから】

偽八ヶ岳と呼ばれる茅ヶ岳

こちらが本物の八ヶ岳。
確かに似てるけど八ヶ岳のほうがオーラがあります。

2つ並んで終了です!

5月下旬に行ってきたお手軽テント泊登山。
2日目は山梨県と長野県の境にある金峰山(きんぷさん・きんぽうさん)です。
樹林帯の登山が苦手な私としては低めの夏山だとなかなか「素晴らしい!」とはならないので想像を超える景色に久しぶりに大満足の登山になりました。
撮れた写真は自分でもガッカリするくらいショボイですが…
雲海と稜線歩きが最高だった金峰山、登山開始です。
【富士見平小屋テント場】

まだ辺りは真っ暗な午前3時に起床。
「月がきれい」の遊園地回を見ながら、お湯の量を間違えて半分カピカピなアルファ米で優雅なモーニングを過ごします。

だらだらしていたら出発が4時半になってしまいました。
金峰山はトイレ脇から登り開始です。

最初は石が敷かれた道をジグザグ登っていきます。

薄暗い中ふと右を見ると木々の向こうに湖のようなものが見えます。
よ~く見ると雲が溜まっている!この時点で今回の目的である「雲海」は確約されました。

太陽が出て日が差してきます。途中に鷹見岩への分岐がありましたが地図を見ると結構な距離があったのでパス。
そうなると開けた場所が無いので雲海はしばらく見ることが出来ません。
【大日小屋】

富士見平小屋から40分弱で到着です。ここでも結構な人が出発の準備をしていました。


いかにも開けていそうな場所です。

写真がしょぼすぎますが実際は見事な雲海でした。良いカメラ買えばもっと良い感じに撮れるのかな

背後には大日岩という巨大な岩。
取り付きがわからなかったんですがこの辺りからも上の方へ行く道があるようです。
【大日岩分岐】

私は普通に登山道を進み分岐へ。
せっかくなので八丁平方面、大日岩に寄っていきます。

矢印の通りに進みます。

正面の岩の下をくぐって振り返ると

富士山が見えました。

昨日登った瑞牆山。天然の要塞って感じでなかなかかっこいい山です。

雲海の向こうには南アルプスの山々が見えています。

この一帯を大日岩と呼ぶらしいですが一際目立つあの岩の方にも矢印が向いているので行ってみます。
仮に登れるようになっていたとしても怖くて無理ですが。

途中の分岐


岩の裏側まで回ったところで案の定ロープと×印が付いていました。
素直に引き返します。

戻ってくる頃には雲が大分少なくなっていました。
雲海狙いなら早朝ですね。

瑞牆山の山頂を

ズームします。山頂にはカメラを構えた登山者、他にも何名かいるようです。

先ほどくぐった岩のさらに上の方に登れるということで行ってみました。
左下に写っている最後の岩には怖くて登れませんでした。北東の空にも見事な雲海が広がっています。

大日岩の陰

雲海を堪能したら今度はあの稜線を歩きます。
大日岩にちょっと寄り道するだけのつもりがあまりの素晴らしさに1時間以上いてしまいました。

分岐から40分ほど樹林帯を登ります。

最後の一踏ん張りでいよいよ稜線へ。

出ました!ここから頂上まで1時間とありましたが、そんなにかからないと思います。

映画が始まりそうな富士山。そう言えば6月19日頃にまた雪が積もったらしいですね。
山開きの10日前に雪が降るとは、さすが日本一の高山

岩の間から富士山

稜線上には遠くからではわからなかった荒々しい岩がたくさん。

岩の間から富士山2

ちょっとした鎖もありました。

岩の間から富士山3

久しぶりに贅沢な休日を過ごしてるなと感じました。



歩いてきた稜線

これから歩く稜線

稜線のピークを挟んで左が南アルプス、右が八ヶ岳です。とにかく絶景の稜線、金峰山は私の中で大当たりでした。

御嶽山って前を歩く登山者が言ってました。

乗鞍岳って前を歩く登山者が言ってました。


もう頂上は目前です。

五丈岩に人が
【金峰山】

金峰山山頂(2599m)に到着です。富士見平小屋から3時間50分でした。
五丈岩ってどうやって出来たんでしょうね。まるで人工物のように積み上げられた感じ、本当にこういう岩って不思議です。
登れるかチャレンジしてみましたが核心部と呼ばれる部分にすら到達できず敗退。


横から見るとこんな感じでした。

あっちが山頂です。一番高い場所は五丈岩の上っぽいです。
2599mっていうのはどっちのことなんでしょうね。

テントを担いで大弛峠へ抜ける計画を立てていたら5月はまだバスが出ていなかったので富士見平小屋のピストンになりました。



しばらく五丈岩に登る人たちを眺めていたら他と違うルート取りの人がいて、これならいける気がして2度目のチャレンジ
アドバイスをもらって核心部に張り付くこと5分(待ってた人ごめんなさい)

粘りに粘って登ることが出来ました。見世物みたいになりますが、下で見ていた人達が拍手してくれて嬉しかったです。
高いところは苦手なのでこの時ガクガク足が震えていたのはここだけの話

まさか五丈岩に登れるとは思ってなかったので気分良く下山開始です。
頂上には2時間も滞在していました。

下りも爽快な稜線歩き

振り返るとまるで噴火のような雲

こんな稜線を歩けるなんて本当に贅沢な休日です


東側は下山時にも雲海が残っていました。

行きは逆光だったので最後に金峰山を1枚

大日岩の分岐まで戻る

さらば大日岩

謎の置石アート

1時間50分で富士見平小屋に戻ってきました。
バスの時間が迫っていたので(逃すと約2時間待ち)さっとテントを片付けてバス停へ
これにて久しぶりのテントは泊登山は無事に終了です!
瑞牆山も良かったけど金峰山が思っていた以上に最高でした。
狙い通り雲海を見られたし、大日岩や荒々しい岩の稜線、五丈岩という奇岩、全部素晴らしかった。
テント泊っていうと重い荷物を背負って歩くのも魅力かなと思ってましたがこういうお手軽なのもいいですね。
瑞牆山・金峰山はおすすめです!
【韮崎駅のそば屋】

小腹が空いたので入ってみると麺は「うどん・そば・黄そば」から選べるということ。
黄そばって何ですかと聞くと「らーめんの麺」ということで注文。
ラーメンのスープにうどんの麺とかはたまに食べますが逆は初めてです。
…そば・うどんの風味って重要だったんだなぁと思いました。
【韮崎駅ホームから】

偽八ヶ岳と呼ばれる茅ヶ岳

こちらが本物の八ヶ岳。
確かに似てるけど八ヶ岳のほうがオーラがあります。

2つ並んで終了です!
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